「ええ〜電話が持ち歩けるようになった?」
30年ほど前、当時タテ長の弁当箱くらいのサイズの携帯電話を手にした時そう思った。
それまでは大きなショルダーに受話器がついたタイプか高級車についている車載電話ぐらいしかなかったからだ。
キン月は月額15000円近かったと記憶している。また通話代がべらぼうな値段でしたが、自営業者だった自分にとっては大きなメリットだった。それから約30年圧倒的に進化し、なんでも小型化するこの時代、まさか電話で話ができるなんてその頃「そんな漫画のようなこと言ってないで」と言われたものだったような漫画の世界にいる。
写真というシーンも劇的に変わってきた。写真機、デジタル化、ミラーレス、動画機能、それに動画からの切り出しなどあったらいいな機能がどんどん付加され、今やスマホで一眼レフを超える写真が撮れるところまで来てしまった。
つまり、大きな写真機を持ち歩かなくてもスナップ程度ならスマホでかなり綺麗な写真や動画が撮れる。
で、ついにドローンである。
3年ほど前にドローンの規制が始まり、200g以上のドローンは事実上飛ばせるところもなくなった。 海とかなら飛ばせるが。
うちももっと早くから導入を検討していたが、この許可の壁は厚く、また200g以上というと、ほとんどのドローンが引っかかるの、しかも一体型のドローンでは画素数が足らない。 という状況が続いていたが、状況が変わって来た。
許可は必要なものの、動画で4K搭載してる? こりゃいけるぞと許可申請を出して、早速導入して見た。 操作性もすごく簡単になってる! 飛んでる時間が長い!
でもやっぱり一般の住宅近辺やらは簡単には飛ばせない。
うちの場合はネットに使うのがほとんどなので、空撮でそんなに高いところから写す案件は多分ないだろう。 じゃ、許可のいらないので使えそうなのは? とさがすと、ありますがな! DJI Tello なんと 80g パソコンでプログラミングして飛ばせる? 「ま、まぁな」 静止画5Mピクセル? 「切り抜き考えても十分」 高度10mしか飛ばない? 「大丈夫!」 100mの範囲内? 「ダッシュするw」と購入することにした。
えーこれでいけるなら許可いらんし……。 ま、いいか、大で飛べない状況で小で飛ばせれば。 今の時代は小が大を凌駕する時代だから。 高いところから写るアングルの写真が欲しいだけですから。 動画がいる時は4Kで撮ればいいしね。