店舗やレストランなどに行ったときに率直に「この店いいなぁ〜」って思う第一歩はやはり店員さんの対応です。
どこに行っても笑顔で対応してもらえると心がはずむ!
こういうことがあった
先日道後温泉に向かう途中駐車場に車を置き、パン屋の前を通った。今流行りの高級食パンの店である。
1本1,000円ほどするものだが、御多分に洩れず観光地にあるってところで、当然観光客の通りも少ない上に「食パン」という観光地にはそぐわないんじゃないかな?という商品。もちろん気にせず通り過ぎるつもりだった。
突然!若い女性店員さんが元気よく店から飛び出してきて、溢れんばかりの笑顔で「今、試食サンプルをお配りしております。どうか一度ご試食ください!」と言いいつつ小さい袋を手渡してきた。
ここで瞬間的に色々考える
まずは笑顔、声をかけてくるタイミング、商品、
・・・ああ〜こんな場所で食パンってちょっと難しいよな〜
など。
でも、思いもよらないところで紙袋を手渡され、意表をつかれる、物をもらって嫌な気持ちになるわけない。
そこに満面の笑顔、嫌がらず話してくる会話のテンポ、商品に対する興味、と掻き立てられ、すこし同情感も湧こうというもんだ。
勿論、観光が終わって店の戦略にハマった私は食パンを一本購入し、「今は観光客も少ないし、大変だろ?」って声をかけるとその店員さんが、満面の笑顔で「はい!でも頑張ってます!」て答えた。
「頑張れよ」と声をかけて帰ってきたが、帰る途中もすごくいい気分でなんとも言えない満足感。高い商品でもいい気分で買えて、持って帰って食べてもそんな話で盛り上がりながら美味しくいただける。わざわざ言ってまた買いに行こうという気が起こること、いいよ〜って拡散させてあげようという気になることなど、とてもクチコミが広がっていく。好感度の報酬である。
なかなか難しいというお店はそういう所を見直してみるのはどうだろう。
商品を「これ買いたい」と決めて買いに行ってもその場で決めて買う可能性の方が高いのをご存知だろうか?買いたいものが決まってたらAMAZONで買うだろうし。
まさに今回がその一例である。
店の評価の1/3は店員さんのどこを向いて販売しているか?
というのを無意識のうちに評価してますよ!
今回の例でいうパン屋さんは、店内の待ち受けだけではなく店から一歩出て積極的に顧客を作っている店で非常に秀逸です!魔法はいらないって書いてあるけど、じゅうぶん魔法にかかってますよ。(店名らしいw)
またわざわざ行こう!
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