この世に壊れないものはない

昨日の首里城消失のテレビ中継は衝撃的な映像でした。心からお悔やみ申し上げます。
人的被害が出なかったことに安堵するとともに今後の復旧を願うばかりです。

誠に不謹慎ではありますが。「燃え方が美しい」と思いました。最後まで力を尽くして、堂々と且つ最後まで踏ん張って燃え尽きた様は涙が出るとともに心が動かされました。特に屋根の上の龍が威風堂々と飛んでいるようで、目に焼き付いております。

私は毎朝起きて、5分間の蝋燭に火をつけて、火を眺め頭を空にして瞑想、をしております。
ボーッと眺めていると、朝で目が潤んでいるせいかクロスフィルターをかけたように八方に光が拡散します。
ふとその中に観音様が“見えた気がする”時があります。
火は全てのものに通づるのでしょう。
あるときは毎朝見ている観音様だったり、またあるときは現代の技術を持ってしても容易に火災を鎮圧できない猛威(まるで火炎を背負ったお不動様)だったりと。まさに色即是空 空即是色の世界観そのものです。

日本は戦後スクラップアンドビルドで復興し成長してきた。どんな災害があっても乗り越えて発展してきた。首里城も戦争で焼失したのですが、再び蘇りました。きっと三度蘇ることでしょう!この悲しみが日本中の悲しむ人の心にも火をつけたのです。前に向いて進みましょう!きっと朱色のあの勇壮な姿が再び見られることを信じて。

雨の首里城

雨の首里城

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